タイプとしてはクレヨンしんちゃんやちびまる子と同じようなファミリーアニメです。父、母、娘、息子の四人が起こす面白い出来事がアニメになっていて、取り扱うテーマが現実とかけ離れておらず「あるある」と思ってしまう内容のものが多いです。原作者の方の経験が元になっているようで、アットホームで和み、癒されます。
新聞で載っていた漫画が原作のようですがそのためか一話十分くらいの短い時間で完結していてどこから見てもさして問題ないのも気軽に楽しめていいです。
キャラクター一人一人がちょっとどこか抜けているキャラクターが多くそのオマヌケな姿に時にはイラッとすることもありますが基本的に愛せるキャラばかりです。特に主人公格のおかあさん(一応娘のみかんが主人公)はかなり激しい性格で物語の中心になることが多いです。誰もが子供のころに思った親へのうっとうしさや親からみた子供への愛情が描写されていてどちらの観点からも理解することができ面白いです。
基本的にはギャグの内容が多いのですが時折、涙を誘うような切ないお話が混ざりそれがまた魅力に繋がっています。前述のおかあさんはトラブルメーカーで小言も多く、実際に自分の親だったらうっうしく思うかなあ、と思っていると切ない話の時は家族への愛が描写されていてどのギャップにやられジワッと来てしまいました。
毎回安定して面白くちょっとイヤなことがあった時などに見て癒やされています。劇場版や続編の新あたしンちもあり一度ハマると長く楽しめるのも嬉しいです。